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危険と感じたらすぐ相談!介護職のアルバイトで起こりがちな問題と改善案

介護職のアルバイトをしていて、ヒヤッとしたことはありませんか。
介護の仕事は、高齢者の命を預かる大切な仕事です。
とてもやりがいのある仕事ですが、ちょっとした不注意で高齢者を危険にさらしてしまうこともあるため、注意が必要です。
例えば、アルバイトをしている施設で事故は起きていないでしょうか。
高齢者は身体能力が低くなっている人も多く、少し段差があるだけでも転倒してしまう場合があります。
また、床が濡れていると滑って転んでしまう恐れがあります。
さらに、ベッドから自力で起きようとして転落してしまう場合もあります。
このような事故を防ぐには、高齢者の特徴を良く知ることが大切です。
認知症などで空間認知能力や平衡感覚が弱くなっている場合、従業員からすると何ということのない場所でも、転んでしまうリスクがあります。
高齢者の視点に立って改めて施設を見渡すことで、危険と思える場所が出てくるかもしれません。
高齢者が転びかけている場所や怪我に繋がりそうなポイントを発見したら、まずは上司に報告することが大切です。
そして、従業員同士で連絡を取り合い、危険なポイントを把握しましょう。
報告書を書いて共有しても良いかもしれません。
同時に対策方法を考えます。
滑りやすい場所に滑り止め用のマットを敷いたり、段差があるところにスロープを付けたり、工夫次第で高齢者の転倒事故を防ぐことができます。
すぐに対応できるものと、時間とお金がかかるものがありますが、まずはできることから対策していきましょう。